石ころ

聖書のことばと詩と短歌や俳句などで書いています。息子の美しい写真とのコラボです。

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

少し疲れて

五月雨の午後の暗きにウトウトと ペテロのごとく主の懐に

神殿の幕が上から下まで真っ二つに裂けた(マタイ27章)

そのとき、イエスはもう一度大声で叫んで、息を引き取られた。 すると、見よ。神殿の幕が上から下まで真っ二つに裂けた。そして、地が揺れ動き、岩が裂けた。(マタイ27:50~51) 祭司のひとりだけが、年に一度神さまと出会う至聖所。神と人を隔てる…

飛行機雲

夕空の西から東コントレール 蒼きに光る茜のリボン

十字架の愛(マタイ27章)

イエスさまは、罪なき方であることを知っていたピラトによって、十字架刑に定めら、 イエスさまは、救うために来られた民によって十字架で殺された。 すべては御父に従順してくださった、キリストの愛によることである。 「彼は自分のいのちの激しい苦しみの…

ひれ伏す

キリストの銘刻まれし土塊は 「尊き」と言う神にひれ伏す

お買いもの

気を張って国道駆けるオンボロの バイクと私風青々と

十字架の花

ドクダミの十字架の花摘みし手に 苦き香りぞ沁みて留まる

「友よ」(マタイ26章)

確かに、人の子は、自分について書いてあるとおりに、去って行きます。しかし、人の子を裏切るような人間はわざわいです。そういう人は生まれなかったほうがよかったのです。」 すると、イエスを裏切ろうとしていたユダが答えて言った。「先生。まさか私のこ…

あふれる言葉

言の糸 溢るるままに 機(はた)に掛け 祈りつ織らん 愛の重さを

不安と虚勢 (マタイ26章)

みなが食事をしているとき、イエスは言われた。「まことに、あなたがたに告げます。あなたがたのうちひとりが、わたしを裏切ります。」 すると、弟子たちは非常に悲しんで、「主よ。まさか私のことではないでしょう」とかわるがわるイエスに言った。(マタイ…

挨拶

五月雨の 古き町並み 挨拶の 後になりたる 一瞬を悔いたり

負うべきリスク

アメリカンフットボール選手が謝罪する痛々しいテレビを見た。昨日のテレビはそればかりだったから・・。彼は必死で責任を取ろうとしており、その姿は好意的に報じられている。 ただ、最も大切なことが論じられていないと思った。 質問も反論も出来ない環境…

価値 (マタイ26章)

そのころ、祭司長、民の長老たちは、カヤパという大祭司の家の庭に集まり、イエスをだまして捕らえ、殺そうと相談した。 しかし、彼らは、「祭りの間はいけない。民衆の騒ぎが起こるといけないから」と話していた。(マタイ26:3~5) 何度イエスさまの…

歌の心

夕影に 本閉じ置いて おろおろと 歌の心に 記憶あふるる

石斛(セッコク)

黄昏に 仄かに香る セッコクは 夫(つま)の細工を 覆いて白し

今朝の賛美 (詩編8章.9章)

私たちの主、主よ。あなたの御名は全地にわたり、なんと力強いことでしょう。 あなたのご威光は天でたたえられています。 あなたは幼子と乳飲み子たちの口によって、力を打ち建てられました。 それは、あなたに敵対する者のため、敵と復讐する者とをしずめる…

主よ。来てください③ (マタイ25章)

人の子が、その栄光を帯びて、すべての御使いたちを伴って来るとき、人の子はその栄光の位に着きます。 そして、すべての国々の民が、その御前に集められます。彼は、羊飼いが羊と山羊とを分けるように、彼らをより分け、羊を自分の右に、山羊を左に置きます…

2018年5月16日

ここの所の暑さで、トマトの種まきセットに蒔いた種から1㎜程の芽が出て、1㎝程になり小さな本葉が覗いた。 何時もいつも見つめているから、恥ずかしがり屋さんは出てこられないのか・・と思うほどゆっくりペース・・こればかりはひたすら待つしかないのだ…

「主よ。来てください。」② (マタイ25章)

天の御国は、しもべたちを呼んで、自分の財産を預け、旅に出て行く人のようです。 彼は、おのおのその能力に応じて、ひとりには五タラント、ひとりには二タラント、もうひとりには一タラントを渡し、それから旅に出かけた。(マタイ25:14~15) タラ…

主よ。来てください ① (マタイ25章)

そこで、天の御国は、たとえて言えば、それぞれがともしびを持って、花婿を出迎える十人の娘のようです。 花婿が来るのが遅れたので、みな、うとうとして眠り始めた。(マタイ25:1.5) 花婿の来るのが遅れるのは祈りに拠ることである。イエスさまは再…

この天地は滅び去ります(マタイ24章)

この天地は滅び去ります。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。(マタイ24:35) 滅びの時のしるしは偽キリストが現れ人の心を惑わし、世界に戦争や戦争のうわさ、民族紛争や飢饉や地震が起こるが、それは産みの苦しみのはじめだと書…

胸射す午後は

掃き清め ひとり座敷に 所在なし 照り葉鋭く 胸射す午後は

2018年5月10日

雨の日々は緑濃くなった山裾に、白糸ような途切れぬ雨をガラス越しに眺めてはため息していた。 雨が降ります 雨が降る 遊びに行きたし 傘はなし 紅緒のかっこの緒も切れた あ~あ・・つぶやくように歌ったり、声を上げて歌ったり・・すると、遠い日の雨を思…

兄弟にある教会の守り (マタイ23章)

あなたがたは先生と呼ばれてはいけません。あなたがたの教師はただひとりしかなく、あなたがたはみな兄弟だからです。(マタイ23:8) 一方的に語る役割から解き放つみことばであり、そこに発生する不足を満たす備えのためである。 キリストを頭とする交…

やり繰り(マタイ22章)

そのころ、パリサイ人たちは出て来て、どのようにイエスをことばのわなにかけようかと相談した。彼らはその弟子たちを、ヘロデ党の者たちといっしょにイエスのもとにやって、こう言わせた。(マタイ22:15~16) ことばによって天地を創造された方を、…

今朝の賛美 詩編139

主よ。あなたは私を探り、私を知っておられます。 あなたこそは私のすわるのも、立つのも知っておられ、私の思いを遠くから読み取られます。 あなたは私の歩みと私の伏すのを見守り、私の道をことごとく知っておられます。 ことばが私の舌にのぼる前に、なん…

カラス

バッサッ大きな羽音がしたと思ったら、目の前のガードレールにカッツンと鉄がぶつかるような音をたててカラスが降り立った。2メートル足らずの距離で向き合ったとき「大きいなぁ!」と思った。 そのままじっと・・物言いたげに見ているので「何か知らせたい…

石の上に落ちる者 (マタイ21章)

だから、わたしはあなたがたに言います。神の国はあなたがたから取り去られ、神の国の実を結ぶ国民に与えられます。(マタイ21:43) 選ばれた者でありながら、 旧約聖書に書いてあるように幼子たちが「ホサナ」と賛美する方を見ても、また数々の御わざ…

「この目をあけていただきたいのです。」(マタイ20章)

道ばたにすわっていたふたりの盲人が、イエスが通られると聞いて、叫んで言った。「主よ。私たちをあわれんでください。ダビデの子よ。」 そこで、群衆は彼らを黙らせようとして、たしなめたが、彼らはますます、「主よ。私たちをあわれんでください。ダビデ…