石ころ

聖書のことばと詩と短歌や俳句などで書いています。息子の美しい写真とのコラボです。

買い出し(2022.10.19)

 

 今日は歯医者さんで歯をピカピカにして頂いて、電車に乗ってお買い物です。残念なのは唯一誇れる今日の綺麗な歯を、マスクで隠していなければならないことです。

 

殆ど独りで家にいる私は、来客の時以外マスクをすることはなく、ウオーキングも人気のない道ゆえにマスク無しです。
だから、外出に何時間もマスクをしていなければならないのはちょっと苦痛です。

 

 驚いたことは車掌さんが乗ってないことでした。まあ田舎なのでしかたないのですが駅も無人になり、車掌さんも居なくなったことに心細く思いました。
それと言うのも、山のように買い物をしてしまって、カートがぱんぱんで壊れないかと思うほど重く、電車の乗り降りが心許なかったこともあります。

 

 何時も配達してくださっている生協さんが、一カ月ほど商品を届けることが出来なくなったのです。システムトラブルというやつです。
便利な世の中と言っても、いつ何が起こるかわからないのは、どの時代であっても同じです。
ただ、それまで便利であった分だけ困る分も大きくなります。

 

 こんな時に本当に感謝に思うのは、自由に動ける体です。欲しい物を買いに行ける体力が感謝です。したいことが出来るって、何とありがたいことでしょう。


トラブルに出会ったら、問題の解決のために閉じ籠りから出て行かざるを得ず、気力を奮い立たせられるので、きっと老人には良い刺激なのだろうと思います。何もなければ何カ月でも、何処にも行かずに閉じ籠っていますから、どんどんお尻が重くなって行きます。

 

「やったら出来るやん!」と遅い昼ごはんに、買って来た巻き寿司を頬ばりながら、まんざらでもないのです。
わからないことは尋ねれば教えてもらえました。人さまに助けられることも、老人は時々経験した方が良いのでしょう。独り暮らしは勝手に我が儘な天狗になっていたりしますから・・。

 

買い出しのカートコロコロ鰯雲