
指揮者のために。フルートに合わせて。ダビデの賛歌。
私のことばに耳を傾けてください。主よ。
私のうめきを聞き取ってください。
私の叫ぶ声を耳に留めてください。私の王 私の神
私はあなたに祈っています。(1~2)
言葉が見つからずに、異言で祈る祈りを聞き取ってくださる主。みこころを求め真理に渇く祈り。
しかし、此処には「私の主、私の神」と呼ぶ幸いがあり、「アバ、父」に祈るとき、近しく居てくださって確信と安息をたまわる。
主よ 朝明けに 私の声を聞いてください。
朝明けに 私はあなたの御前に備えをし仰ぎ望みます。(3)
無知な者を憐れんでご自身を知らせ、日々にみことばを備えてくださる主。
朝明けに主に聴き、夕焼けに今日の感謝を指折り数えて、床の中には静かな平安がある。
あなたは悪を喜ぶ神ではなく
わざわいは あなたとともに住まないからです。
誇り高ぶる者たちは
御目の前に立つことはできません。
あなたは不法を行う者をすべて憎まれます。(4~5)
イエスの血潮によって、罪を洗いきよめて義の衣を着せてくださったイエスから、すべての良きものをたまわった。
それゆえ朝毎に御前にひれ伏し、今日を生かすいのちのみことばを待ち望む。
宇宙の出来る前に救いに選んでくださっていた神。一体どれくらい産み出される人からの選びであろう。天地創造の神だけが、途方もない計画を完成される。
そのような備えを人がどのようにして悟ことが出来るであろう。しかし私は今、聖霊にその途方もない恵みを知らされている。
すなわち神は、世界の基が据えられる前から、この方にあって私たちを選び、御前に聖なる、傷のない者にしようとされたのです。(エペソ1:4)
不法を行う者はそのような神の存在は及びもよらず、悪は良い方である神を経験することなく、愛の十字架を否んで滅びる。
あなたは偽りを言う者どもを滅ぼされます。
主は人の血を流す者や 欺く者を忌み嫌われます。(6)
悪は誇り高ぶって好みの神を作って命じる。彼らは何でも知っていると言うが、自分の命の終わりを知らない。
御子イエスの十字架に信頼せずに、御子の命がけの愛を否み、戦いを好んで血を流して永遠に続く炎に入り、主を恐れる者は聴いたことばに留まって永遠のいのちに至る。
しかし私は あなたの豊かな恵みによって
あなたの家に行き
あなたを恐れつつ
あなたの聖なる宮に向かってひれ伏します。(7)
すべてはイエスに拠る恵みであり、今は着せられた義の衣を纏って神の子とされ、その御救いにひれ伏して従順を学ぶ者。
主よ 私を待ち伏せている者がいますから
あなたの義によって私を導いてください。
私の前に あなたの道をまっすぐにしてください。(8)
御国に至る道を真っすぐにするのは御霊。神と人の間に割り込んで「私によって神を知れ」と言うことは恐ろしい。
神は魂から出た知識、感情、意思には拠らず、霊の直覚によってご自身を知らせてくださる。
聖霊によって主の選びを悟って、救いの確信を持つ者は、人がどのような判定を下そうとも迷いは無い。彼は主の焼き印を霊に帯びているからである。
聖霊は一人ひとりのたまものに合わせて導き、みことばを解き明かして主のご計画を成させる。個々に在る主のご計画は違っており、それゆえ自分で主に聴く必要があるのだ。
彼らの口には真実がなく
心にあるのは破壊です。
彼らの喉は開いた墓。
彼らはその舌でへつらうのです。(9)
神よ 彼らに責めを負わせてください。
彼らが自分のはかりごとで倒れますように。
その多くの背きのゆえに彼らを追い散らしてください。
あなたに逆らっているからです。(10)
神に逆らう者は自分のことを心配して心が休まらず、口先の言葉は霊の深みを知らない。それによってすでに裁かれており、主はご自分に安息する者を守られる。
どうか あなたに身を避ける者がみな喜び
とこしえまでも喜び歌いますように。
あなたが彼らをかばってくださり
御名を愛する者たちが あなたを誇りますように。(11)
朝毎にみことばを聴き、夕に聖名を褒め称えて主に身を避ける者は守られている。此処には世の成功にも失敗にも安息がある。
彼が受ける報いは死後ではなく、主と共にある今日であり、みこころを生きる必要の満たし、癒しと御力に拠って生きる日々にある。
主よ まことにあなたは 正しい者を祝福し
大盾のように いつくしみでおおってくださいます。(12)
救いは主の慈しみと祝福を味わい、いつくしみに覆われて、試練のときには生きて働くみことばを経験する。
それは使徒たちが味わっていたあの祝福である。彼らのように、この身にみこころのなりますようにと願って、神の守りに委ねる明日の望みである。